新潟県糸魚川産臼玉米こしいぶき
ヒスイのように磨き上げた輝きと艶のあるお米
木島米穀店のイチオシの「臼玉(うすたま)米」こしいぶきは、コシヒカリの甘味を兼ね備えた早生品種です。コシヒカリに比べて粘りが少なく、しっとりとした食感が特徴です。
越後七谷(西浜七谷)の早川谷・西海谷・今井谷、この3つの谷で生産されたこしいぶきをブレンドし、自慢のこしいぶきを臼玉(うすたま)米として販売しています。
糸魚川には多くの米農家がありますがその中でも、選りすぐりの農家のお米を自らの目と味で、絶妙な比率でブレンドしています。これも、毎年購入していただく大切なお客様がおり、自慢の糸魚川のお米を届けたい。その思いからとのことです。
おいしい!お米の産地「糸魚川」
米どころといえば、新潟ですが、中でもここ、糸魚川市は、海と山がとても近く、多くの山に囲まれており、雪解け水が豊富であり、その冷たい水を利用して米作りをしている農家がとても多く、良質なお米の産地としても有名です。
「頚城七谷(西浜谷)」の根知谷・西海谷・早川谷・能生谷があり、海と山から吹き抜ける清涼な風が粘りと甘みが強いお米を作りだします。 そして、長年この地で米作りをしてきた先人の知恵が今も生き、多くの農家さんがこだわり抜いた自慢のお米を生産しています。
臼玉米こしいぶきの由来・思い
古くは縄文時代の中頃より弥生時代を経て、次の古墳時代の5世紀頃までの間、この郷(古代は奴奈川郷と云った)では、奴奈川族によって、ヒスイに手を加え勾玉・丸玉・臼玉がつくられていました(臼玉とは管玉を短く切ったような臼形の玉の事)。彼らはヒスイに秘められ効用(徳、不死、愛、無病息災、など)を王に託し、護符・呪術具、そして装身具として重宝していました。そして、この郷を統治していた奴奈川姫はヒスイの玉を身に付け占い事や、呪術を巧みに行っていました。日本最古の歴史書「古事記」には「奴奈川姫は高志(越)の国の賢く美しい姫だと聞いたので、出雲国の大国主命(八千矛命)が求婚に来た」という、二人のラブロマンスが謡われています。
ぬな河の底なる玉
求めて得し玉かも
拾いて得し玉かも
あたらしき君が老ゆらく惜しもん
「万葉集十三集より」
その伝説が残る糸魚川で育まれた「臼玉米」は、ヒスイの様にひかり輝き、艶があるおいしいお米です。
是非、伝統の味糸魚川産「臼玉米」をお召し上がり下さい。
生産者紹介

木島米穀店さん
大正15年創業、地元のお米屋さんとして新潟県糸魚川市大町にて、新潟県糸魚川産のお米を、飲食店等や一般の方に販売しています。他にも、人気の北海道の柔らかい昆布や今では珍しい豆の量り売りをしている地元でおなじみの食料販売店です。今ではこういった米穀店は減りつつありますが、三ツ星お米マイスターとして自慢の糸魚川のおいしいお米を販売し、地元のお店としてみなさんのお役に立てるよう日々、がんばっています。

新潟県糸魚川産臼玉米こしいぶき
こしいぶきは、コシヒカリの甘味を兼ね備えた早生品種です。コシヒカリに比べて粘りが少なく、しっとりとした食感が特徴です。木島米穀店の臼玉(うすたま)米:こしいぶきは、越後七谷(西浜七谷)の早川谷・西海谷・今井谷、この3つの谷で生産されたこしいぶきをブレンドした、自慢のこしいぶきを臼玉(うすたま)米として命名し、販売しています。
糸魚川でも多くの米農家がありますがその中でも、選りすぐりの農家のお米を自らの目と味で、絶妙な感じでブレンドしています。これも、毎年購入していただく大切なお客様がおり、自慢の糸魚川のお米を届けたいという思いからです。ぜひ、ご賞味ください。